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温泉効能・泉質図鑑

今月のテーマ  塩化物泉(えんかぶつせん)  〜このしょっぱさが効能の秘密!?〜
温泉図鑑生命誕生の源とされる海。この塩化物泉の主な成分も海水と同じ食塩で、日本には、この種の温泉が数多くあります。無色透明のものが多いですが、多少しょっぱい味はします。また、医学的にははっきりしていませんが、入浴することにより皮膚の血行を促し、また皮膚に目にこそ見えませんが塩分が付着し、汗の蒸発を防ぐため、保温効果に優れているともいわれています。実際に入ってみると、湯上りのホカホカは長続きするようです。
さらに塩には殺菌の効果があるため、湯気を吸い込むことで気道を浄化する作用があり、呼吸疾患の治療として利用されています。ヨーロッパでは海岸に寝そべって潮風を吸って療養に励む光景が珍しくありませんが、それもこの効果を狙ってのこと。海水浴気分で温泉を楽しむ、それがこの塩化物泉の味わいかもしれません。
参考:『医者がすすめる驚異の温泉』小学館文庫刊
特徴


 指宿温泉 (いぶすきおんせん)   波打ち際に並ぶ名物・砂蒸し風呂で極楽気分
  効能:神経痛、関節痛、婦人病、冷え性、五十肩、疲労回復、胃腸病など
  住所:鹿児島県指宿市十二町
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特徴
与謝野晶子も入った砂蒸し風呂がずらりと並ぶは摺ケ浜。海岸に向かって地下を流れ出る温泉で温められた砂を利用する名物・天然砂蒸し風呂。80〜90℃の高温泉のため、潮が引いていく時に立ち上る湯煙は幻想的。専用浴衣1枚羽織って、波打ち際で潮の香りと共に味わう砂蒸しは、まさに極楽。
詳細データ
市内のいたるところに湧く源泉は、実に800本前後。1日約12万トンの豊富な湯量を誇り、名物の砂蒸し風呂は溢れ出る温泉が温めた砂を利用している。古くは「湯豊宿(ゆぶじゅく)」と呼ばれ、約150年前に編纂された「三国名勝図会」にも砂蒸し風呂や共同浴場「弥次ケ湯」が登場するほどの歴史が。

 渋温泉 (しぶおんせん)   石畳に湯下駄を鳴らしながら厄除巡浴外湯めぐり
  効能:リウマチ、肝臓病、火傷、神経痛、婦人病、胃腸病など
  住所:長野県下高井郡山ノ内町渋
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特徴
湯煙立ち上る石畳の温泉街を、浴衣に下駄でそぞろ歩く。そんな昔懐かしい温泉風景を堪能できるのが、ここ渋温泉。各宿に用意されている湯下駄を引っかけて、「厄除巡浴外湯めぐり」へ(宿泊客のみ入浴可)。それぞれ泉質、効能が異なる9つの共同浴場をすべて巡れば、苦(九)労を流し厄除け、不老長寿にご利益があるとか。
詳細データ
1300年ほど前に僧行基により発見された古湯。源泉も多く、湯量が豊富で泉質も多彩。9つの共同浴場も1番から順にすべて効能が異なる。お湯も街並みも、本物の温泉に出会える。

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