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温泉効能・泉質図鑑

今月のテーマ  酸性泉(さんせいせん)  〜“やみつき”になる刺激です〜
温泉図鑑「直しの湯」「仕上げの湯」とも呼ばれる酸性泉には強い殺菌効果があり、入浴すると多少肌がしみるような感じもします。これが“やみつき”になる人も多いとか。殺菌効果から水虫など皮膚病にも効果があります。
ところが、あまり刺激が強いと湯ただれ(温泉皮膚炎)を起こす恐れもあるので、入浴後は真水で温泉を洗い流すことをオススメします。
酸性度をあらわすpH(ペーハー)でいうと、人の肌はpHは5くらい。そして、温泉に入るとしたら4〜5の弱酸性温泉が、もっとも肌のためにはいいと言われています。 この酸性泉、ヨーロッパ諸国では殆ど見られない泉質ですが、火山ガスが地下水に加わり→酸性泉になる、という成り立ちを考えると日本や環太平洋のエリアに多いのも納得。この刺激、一度試してみては?
参考:『医者がすすめる驚異の温泉』小学館文庫刊
特徴


 岳温泉(だけおんせん)    『智恵子抄』の“ほんとの空”に出会える温泉地

  効能:腺病、神経痛、胃腸病、皮膚病、消化器系疾患など
  住所:福島県二本松市
写真
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特徴
高村光太郎『智恵子抄』で智恵子は「阿多多羅(あだたら)山の山の上に毎日出てゐる青い空」が“ほんとの空”だと言う。その阿多多羅山(=安達太良山)の山麓、標高600メートルの高さに広がるのが岳温泉。“ほんとの空”と安達太良高原の豊かな自然に見守られながらゆっくり過ごしたい。
詳細データ
お湯は全国的にも珍しい酸性泉で無色透明、強い酸味を帯びている。源泉から約7.8キロにわたって各旅館に引き湯されており、その間に管の中で適度に湯もみされるので肌に優しい柔らかなお湯になるとか。美肌効果や療養効果も高いと言われる希少な酸性泉が、温泉気分を盛り上げる。

 草津温泉(くさつおんせん)    “天下の名湯”には本物の温泉がある
  効能:神経痛、関節痛、五十肩、慢性消化器系疾患、冷え性、疲労回復、切り傷など
  住所:群馬県吾妻郡草津町
写真
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特徴
どこからか「草津よいとこ一度はおいで〜」と草津節が聞こえてきそうで思わず心が躍る。そんな草津独特の入浴法が“時間湯”。草津節に合わせて大きな板を使った湯もみで湯を冷ました後、湯長の号令でいっせいに3分間だけ入浴する。高温の湯を源泉のまま浴するために工夫された方法だ。
詳細データ
毎分36839リットルと自然湧出量日本一を誇る「天下の名湯」。6つの源泉を持ち、草津のシンボルでもある幅20、長さ60メートルの湯畑は毎分5000リットルを湧出している。お湯は、pH2.05(人の肌はpH5くらい)と日本でも有数の強い酸性泉で、殺菌力が強くお肌がピリピリする。

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