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温泉効能・泉質図鑑

今月のテーマ  硫黄泉(いおうせん)  〜“ニオイ立つような美人”とはまさにこのこと!?〜
温泉図鑑硫黄泉、といえば鼻を突く特有の臭いを思い出す方も多いはず。これは硫黄が硫化水素の形で温泉の中に溶けている「硫化水素型」。この硫化水素には皮膚を通して皮膚血管を広げる働きがあり、二酸化炭素泉と同じように、皮膚血行を促進して保温効果を発揮します。肌にやさしい上に美肌効果もあるので、“美人の湯”と言われる温泉が多いのですが、金属をつけると腐食し黒くなるので、アクセサリーなどは要注意。
硫化水素は空気より重く、低いところにたまりこむ性質があるので、この種の温泉地では地形、宿泊施設・浴室・浴槽の構造などに硫化水素がよどまないような配慮が必要とされています。どちらかといえば、内風呂よりも露天風呂のイメージがあるのもそのせいなんですね。
(参考:『医者がすすめる驚異の温泉』小学館文庫刊)
特徴


 昼神温泉(ひるがみおんせん)    古代の伝説が残る山あいの閑静な温泉地
  リウマチ、運動障害、しもやけ、創傷、糖尿病、通風、便秘、慢性気管支炎など
  住所:長野県下伊那郡阿智村
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特徴
中央アルプス南端を流れる阿知川沿いに広がる山里の閑静な温泉地。約250年前の古文書に「近世温泉湧出して近郷の人湯治す」との記載がある古湯。その後、土砂崩れにより姿を消したが昭和48年、鉄道のトンネルを試掘中に再び湯が湧き出した。町の条例で飲み屋やバーなどのネオン街を禁止しているため、山あいの静かで落ち着いた雰囲気を残している。
詳細データ
約250年前の古文書にも登場する伊那谷随一の名湯。低い泉温が多い一帯では珍しく、43度の熱いお湯が湧出。浴用、飲用ともに効能が豊かで、独特のとろりとした肌触りの温泉は「美人の湯」としても有名。

 雲仙温泉(うんぜんおんせん)    雲仙の大地がもたらす乳白色の硫黄泉
  リウマチ、神経痛、皮膚病、肩こり、冷え性、美肌、疲労回復など
  住所:長崎県南高来郡小浜町
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特徴
約30の地獄から絶えず吹き上げる噴煙と硫黄の香り。雲仙岳をはじめとする1,000メートル級の山々に囲まれて、標高700メートルの地に湧くのが雲仙温泉。日本初の国立公園に指定された温泉保養地は、約350年の歴史を誇る古湯。温泉神社を中心に、味のある宿や共同浴場が温泉街を形成している。
詳細データ
雲仙地獄周辺の源泉は37本。1日約400トンの湧出量を誇り、硫黄の香り漂う乳白色の硫黄泉は肌に優しく、身体を芯から温める。噴煙上げる普賢岳や、四季折々の表情を見せる高原の大自然と名湯。雲仙の大地がもたらす恵みに、ただただ感謝。

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