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湯平温泉歴史秘話

湯布院の奥座敷に静かに佇む天下の名湯

由布岳をはじめ、周囲を1,000m級の山々に囲まれた盆地の中に湯布院温泉、湯平温泉、塚原温泉の3つの温泉が湧き出す湯布院町。町の中心、湯布院温泉の南西部、花合野川(かごのがわ)沿いに山の緑に包まれた小ぢんまりとした昔ながらの温泉地が広がる。江戸時代に作られた500mほどの石畳の坂道の両側には5軒の共同浴場、約30件の温泉宿と商店が軒を連ね、川のせせらぎとカランコロンと行き交う下駄の音が旅情をかきたてる。1930年、放浪の俳人・種田山頭火が訪れ、著書『行乞記』の中で「此温泉はほんたうに気に入った、山もよく水もよい、湯は勿論よい、といふ訳で、よく飲んでよく食べてよく寝た、ほんたうによい一夜だった」と記したことでも有名。温泉街の一角には、無人の「山頭火ミュージアム」も設置されている。のどかな温泉情緒の中、日々の暮らしから解き放たれて山頭火のようにどっぷりと湯の町に身を委ねてみるのも、また一興。

住所:由布市湯布院町湯平 立ち寄り共同浴場数:5件


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