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吹上温泉歴史秘話

南薩摩の田園地帯に湧く西郷隆盛が愛した湯

日本三大砂丘の一つ「吹上浜」から内陸に入った田園地帯に広がる小さな温泉地。5〜6軒ほどの温泉宿と1軒の公衆浴場から成り、近隣に住む人たちが日常的に利用する生活に根付いた温泉として、ほのぼのとした風情が漂う。温泉街の入口に建つのは、酒瓶を片手に湯船に浸かり、陽気に微笑む西郷隆盛のモニュメント。明治維新を成立させ、新政府の重鎮として多忙をきわめた西郷は、帰鹿した際に何度かここに訪れては狩や湯治を楽しんだと語り継がれている。また第二次大戦中には、南薩摩の航空基地から飛び立った特攻隊員たちが訪れた最後の場所としても有名。今も、若い隊員たちの遺影を残す宿もあるという。平和への思いを胸に、屈強で大らかな南薩摩の風に誘われて、ゆるりとした休日を過ごすのもよい。

住所:日置市吹上町湯之浦 立ち寄り共同浴場数:1件


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