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湯之元温泉歴史秘話

庶民の体を癒し続ける中薩の名湯

鹿児島県西部、薩摩半島のほぼ中央に位置する日置市に湧く温泉地。温泉街は日本三大砂丘の一つ、吹上浜から2kmほど内陸に入った国道3号線沿いに広がり、40軒ほどの温泉施設が点在。そのうち30軒近くが温泉旅館として、残りが生活に密着した共同浴場や家族風呂として利用されている。下駄を鳴らして温泉街を歩けば、ほのかに硫黄の香りが鼻をかすめ、そこかしこから庶民の生活に息づいた“昔ながらの温泉場”の雰囲気を感じられるだろう。周辺には、約400年前に朝鮮から伝わった薩摩焼の窯元の集まる地区・美山があり、武家屋敷群のような凛とした街並みが美しい。古の情緒が今に伝わる日置市東市来町。とくとくと注がれる優しい湯に浸かり、永い歴史に思いを馳せてみるのも一興だ。

住所:日置市東市来町 立ち寄り共同浴場数:10件


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