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川原湯温泉歴史秘話

平成22年にダムの底へ沈む、幻の隠れ家温泉地

吾妻渓谷を西へ進み、国道から山沿いの道へ入った所に佇む温泉地。「川原湯温泉駅」を出て不動滝方面へ向かう通り沿いに旅館が建ち並び、昔ながらの素朴な温泉情緒を漂わせる。登り坂に差し掛かると、坂の途中に見えてくるのが趣きある和風建築の共同浴場「王湯」。ここに湧き出す源泉目当てに訪れる客も多く、温泉街の中心となっている。全国的に名を馳せる奇祭「湯かけ祭り」の会場にもなっており、毎年1月20日(大寒)になると、1年の無病息災と平穏無事を祈ってフンドシ姿の若者達が湯をかけ合う。温泉街から少し足をのばせば、そこは手付かずの自然の宝庫だ。温泉街の下を流れる吾妻川両岸に切り立った岩は、天然記念物に指定されている川原湯岩脈。「関東の耶馬溪」とも称され、不動の滝などの優れた景勝地が周辺に点在する。近い将来、ダムに沈んでしまう湯の里。街全体にあふれる昔懐かしい情緒と、美しい自然が織り成す絶景を心いっぱいに受け止めておこう。

住所:長野原町川原湯 立ち寄り共同浴場数:2件


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