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古湯温泉歴史秘話

秦の時代に発見され、多くの文化人も愛したいで湯

長崎自動車道「佐賀大和IC」より国道323号を北へ約10km、四方を小高い山に囲まれた嘉瀬川沿いに広がる温泉地。古くから「佐賀の奥座敷」として栄え、現在は約15軒の温泉施設で形成されている。いかにも山の温泉場といったのどかな情緒がそこかしこに漂う温泉地には、かつて画家の青木繁や歌人の斉藤茂吉など多くの文化人たちも訪れた。病気療養のために投宿した斉藤茂吉は、『ほとほとにぬるき温泉を浴むるまも 君が情けを忘れておもえや』などの38首の句を残し、その歌は句碑に刻まれて温泉街に花を添えている。一年を通じて四季折々の豊かな自然に出合う事ができ、特におすすめなのは初夏。涼しげな鳴き声の河鹿蛙や幻想的な蛍の乱舞がノスタルジックな気分を呼び起こしてくれる。昭和41年には熊の川温泉と共に厚生省の国民健康保養地にも指定された。心身ともにホッと一息つける山峡の湯として愛され続けている、素朴な魅力に満ちた温泉地である。

住所:佐賀市富士町大字古湯 立ち寄り共同浴場数:0件


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