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石山温泉歴史秘話

紫式部や芭蕉が詣でた石山寺の門前に湧く良湯

西国第十三番札所・石山寺の門前町として栄えてきた歴史ある町に湧く温泉地。奈良時代に建立された石山寺は、平安時代の女流作家・紫式部が『源氏物語』の構想を練った場所と伝えられ、式部が使用したとされる部屋は「源氏の間」として保存されている。また、約3万6千坪にも及ぶ広大な境内には本堂や多宝塔など多数の国宝、如意輪観音像、東大門などの重要文化財があり、天然記念物の珪灰石がそびえ立つ。春には桜やツツジ、夏にはショウブが咲き誇る「花の寺」としても有名だ。寺の側を流れる瀬田川は琵琶湖から流れ出る唯一の川であり、川に架かる瀬田の唐橋は歌川広重の浮世絵版画・近江八景のひとつ『瀬田の夕照』にも登場する由緒ある橋。さらには松尾芭蕉が俳文の傑作『幻住庵の記』を執筆したと伝わる幻住庵が残る。琵琶湖をはじめ近江、さらには京都にもアクセスしやすい穴場。古の情趣に浸るには最適な、落ち着いた雰囲気あふれる温泉地だ。

住所:大津市石山寺 立ち寄り共同浴場数:0件


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