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熱海伊豆山温泉歴史秘話

頼朝と政子が愛を育んだ日本三大古泉“走り湯”

熱海と湯河原の間、相模湾に面して広がる温泉地。「日本三大古泉」の一つに数えられる源泉「走り湯」を中心に、自家源泉を所有する宿が7軒ほど建ち並び温泉街を形成する。鎌倉幕府を開いた源頼朝と妻・北条政子の出逢いの地としても有名。政子は親の決めた相手との婚礼の夜、宴席を抜け出し想いを寄せていた伊豆山の頼朝の元へ走り、頼朝は政子を逢初橋の上で出迎えたと言われる。当時、修験道の霊場として栄えていた伊豆山神社で、2人は眼下に広がる町並みや相模湾を眺めながら愛を語り合ったのだとか。その後、鎌倉の歴代将軍にも愛され、優れた歌人としても知られる三代将軍、源実朝は「伊豆の国山の南に出づる湯の早きは神のしるしなりけり」の歌を残している。温泉が発見された奈良時代の養老年間から続く長い歴史と、頼朝と政子の情熱的なロマンスに彩られた地。絶え間なく湧き出る湯に身を委ねながら、悠久の時の流れに思いを馳せてみるのもよい。

住所:熱海市伊豆山 立ち寄り共同浴場数:1件


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