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榊原温泉歴史秘話

平安宮廷の才女が称えた“美人の湯”

「湯はななくりの湯、有馬の湯、玉造の湯」。かの清少納言が「枕草子」で称えた「ななくりの湯」とは、かつて「七栗郷」と呼ばれていた榊原の湯のこと。三重県南西部、名阪間の最大の難所・青山峠の東側。のどかな田園風景の中を流れる榊原川沿いに約10軒の湯宿が連なる。6月上旬から中旬にかけてはホタルも舞う自然豊かな温泉地。見上げれば、24基の白い風車が青山高原に建ち並ぶ。日本海を渡り琵琶湖を抜けてやって来た大陸の風がもたらす、国内最大規模の風力発電施設だ。古の時代、この地の人々は地中から湧き出る湯に神の存在を見出したという。雄大な自然が息吹く地で、平安宮廷の才女も愛した古湯が今も変わらず愛され続けている。

住所:津市榊原町 立ち寄り共同浴場数:0件


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