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白馬塩の道温泉歴史秘話

北アルプスの名峰・白馬三山を望む褐色の湯

いずれも3,000m近い標高を誇る鑓ヶ岳、杓子岳、白馬岳本峰からなる白馬三山の麓に広がる白馬村にある温泉。冬にはウインタースポーツを楽しむ人々が多数訪れる、信州有数のリゾート地として知られている。温泉街を貫くのは、かつて城下町・松本から越後の糸魚川におよぶ延べ120キロメートルほどを結んでいた旧千国街道。当時は、さまざまな物資の運搬経路として利用され、なかでも日本海側で作られた塩が貴重だったことから、別名「塩の道」と呼ばれるようになったとか。戦国時代、上杉謙信が宿敵・武田信玄に塩を送るために利用した道としても有名で、温泉名の由来にもなっている。現在は多くが舗装されているが、白馬から小谷にいたる道筋には今もなお石仏が点在しており、昔の風情をわずかに残す。その昔、上杉・武田両家の美談を演出し、人々の往来を見守り続けてきた稜々たる白馬の山々が、今も名湯とともに湯客を出迎え続けている。

住所:北安曇郡白馬村 立ち寄り共同浴場数:4件


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