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奥州街道の宿場町から湧き出た清涼の湯
福島県のほぼ中央、東の阿武隈、西の那須の山並みに挟まれて広がる須賀川市にある温泉。市内には東北自動車道や東北新幹線が走り、福島県の空の玄関口「福島空港」をそなえる。人・物・情報の流れが活発化し、あらためて活気を帯び始めた町だ。元々、戦国時代に二階堂氏が伊達政宗に滅ぼされた後、奥州街道の宿場町として、町人が自治する商人の町として生きてきた須賀川の風土には、町人・商人の伝統が受け継がれる。江戸時代には、松尾芭蕉が『奥の細道』の旅の途中に8日間投宿。「五月雨の滝降りうづむ水かさ哉」と詠んだ「乙字ヶ滝」をはじめ市内各所に芭蕉の句碑が建ち、街角には俳句ポストも設置。また、市内屈指の観光スポット「須賀川牡丹園」も商用で栽培されたのが始まりとか。町人文化を継承し、清涼感あふれる名湯という新たな魅力も加わった須賀川は、今後も東北の要衝としてさらなる発展を遂げていく。
●住所:須賀川市芹沢町 ●立ち寄り共同浴場数:0件