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田沢温泉歴史秘話

金太郎が生を受けたと伝えられる子宝の湯

上田市と松本市を結ぶ松本街道(国道143号線)の途中、十観山と滝山の山間に広がる温泉地。古くから湯治場として知られ、建ち並ぶ木造の湯宿や石畳にその名残を色濃く残す。明治32年8月には、まだ無名だった作家の島崎藤村が訪れ、湯宿「ますや」に宿泊。その時のエピソードは、名著『千曲川のスケッチ』にも登場している。坂になっている温泉街の石畳を登った先には、共同浴場「有乳湯」。木の香漂うような趣のある外観にタイル貼りの清潔感あふれる浴場で、源泉掛け流しの知る人ぞ知る良湯だ。近くにひっそりと佇むのは、国宝にも指定されている「大法寺 三重塔」。その美しさに道行く人々が幾度も振り返ったとされる建物で、別名「見返りの塔」。ぜひとも訪れてみたいスポットだ。さらに、散策途中に味わいたいのが名産のそば。そこかしこに懐かしさを感じる山間の湯の里で、粋な旅を堪能したい。

住所:小県郡青木村田沢温泉 立ち寄り共同浴場数:2件


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