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小渋温泉歴史秘話

南アルプスの麓、素朴な山村の地に湧く古湯

南アルプスの麓、大鹿村に流れる小渋川上流辺りに2軒の温泉宿が佇む。1軒は、南アルプスの景色が眼前に迫り、鹿などの野生動物の姿を近くで見られる事も。もう1軒は、村の奥地・釜沢集落のさらに奥の山中に佇む宿。いずれも“秘境の宿”と呼ぶのにふさわしい雰囲気が漂う。村には、南北朝時代に大河原城という城があり、後醍醐天皇の第8皇子宗良親王が居城としていた。後に城は、武田信玄の所領、江戸時代には徳川家の直領へと変遷。このような歴史上の背景により、大鹿村には大河原城跡や親王に仕えていた香坂高宗の墓、国の重要文化財「福徳寺」など貴重な旧跡・史跡が点在している。また、村の神社境内では、野次を飛ばしながら楽しむ歌舞伎芝居「大鹿歌舞伎」を毎年春と秋に上演。国選定無形文化財にも指定された、230年余りも継承されてきた芝居とあって、上演時には多くの人々が集まる。山村の素朴な風情といで湯に癒され、村に残る伝統と歴史に思いを馳せる旅。時空を超えるような心地よい感覚に浸り尽くしたい。

住所:下伊那郡大鹿村 立ち寄り共同浴場数:0件


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