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安房温泉歴史秘話

見返り美人の里・鋸南に出でる美肌の湯

昔から「鋸山を越えると肌着が一枚いらない」と言われるほど温暖な気候を誇る南房総に湧く温泉地。南房総のエントランスに位置する鋸南町は、北国から雪の便りが届く時期でも花に包まれ、例年12月末から1月下旬にかけては可憐な日本水仙があちこちに花開く。西を東京湾、北を鋸山(標高約329m)に囲まれた街には、明治22年の夏に文豪・夏目漱石も訪れたとか。鋸山や「房州海水浴発祥の地」として有名な保田海水浴場で仲間たちと戯れ、日に日に真っ黒に日焼けしていく様子が日記に記されている。さらに歴史を遡ると、『見返り美人図』で名を馳せた浮世絵師・菱川師宣が生誕した町としても有名だ。しばし先人たちの夢の香りに酔いしれつつ湯に浸かれば、人々が思わず振り返る“見返り美人”に生まれ変われるかもしれない。

住所:安房郡鋸南町竜島 立ち寄り共同浴場数:0件


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