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紫尾温泉歴史秘話

紫尾神社境内から湧出する神の湯

九州自動車道「横川IC」より約30km、北薩の最高峰・紫尾山の南東麓に湯けむりを上げる山間の温泉地。紫尾神社の拝殿の下に源泉があることから「神の湯」とも呼ばれ、静かで厳かな温泉情緒を醸し出している。開湯は貞享年間(1684〜1688)と伝えられており、江戸時代後期に入ってからは一般庶民が利用する湯治場として栄えたという。現在もその名残を残す共同浴場「区営大衆浴場」を中心に、3件の温泉旅館が取り囲むようにひっそりと佇む。初夏には近くを流れる「夜星川」のカジカの鳴き声とホタルの乱舞が風情豊か。渋柿を約12〜15時間温泉水に浸けると渋味が抜けるという紫尾名物「あおし柿」は、秋の風物詩でもある。季節感の豊かな素朴な温泉地で、霊験あらたかな湯の恩恵を心ゆくまで享受したい。

住所:薩摩郡さつま町紫尾 立ち寄り共同浴場数:1件


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