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「毛ガニの街」に湧く塩辛い温泉
函館から約70分、札幌からは約120分、渡島半島最北部の首部分に位置する温泉地。JR「長万部駅」の西側、歩いて約5分の住宅街の中に、約10軒の宿泊施設と1軒の共同浴場が軒を連ねる。北海道開拓時代には、馬車道路と海上交通の基点となった長万部。古くから道内交通の要として発展し、函館本線と室蘭本線に続き瀬棚線(現在は廃線)が開通した昭和7年以降は、重要な鉄道分岐点として人々であふれる「鉄道の街」として活気づいた。また、街の目の前には豊かな漁場で知られる内浦湾。ホッキ貝やカレイ、そして北海道を代表する味覚でもある毛ガニが豊富に獲れる。戦後の食糧難時代には、その毛ガニが大事な食料として人々の胃を満たしたのだとか。「毛ガニの街」としても全国に名を馳せる、道南の町に湧く温泉だ。
●住所:山越郡長万部町温泉町 ●立ち寄り共同浴場数:1件