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箱根 宮ノ下堂ヶ島温泉の特徴
| ●泉質:単純温泉、ナトリウム‐塩化物泉、ナトリウム‐塩化物・硫酸塩泉 | ||
| ●効能:きりきず、やけど、慢性皮膚病、慢性婦人病、虚弱体質、リウマチ、神経痛、美肌効果など | ||
| ●特徴:およそ700年前、南北朝時代の禅の名僧・夢窓国師の開湯と伝わる温泉。「堂ヶ島」の名も国師がここで結んだ庵にちなむという。江戸時代の名編集長・蔦屋重三郎が刊行した箱根の温泉ガイド『七湯の枝折』や歌川広重の浮世絵『箱根七湯図会』にも登場するなど、箱根を代表する名湯のひとつとして古くから親しまれてきた。源泉はすべてかけ流し。俗塵から離れた温泉で、自分だけの空間でせせらぎを聞きつつ湯浴みすれば、真の秘境・秘湯の気分が満喫できる。 | ||
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専用のゴンドラで“千仭の谷”まで降りてゆく秘湯
箱根峠をつらぬく天下の往来・東海道(国道1号線)沿い、箱根登山鉄道「宮ノ下駅」のあたりから早川渓谷の谷底に下って行き着く温泉地。堂ヶ島の地は、有名な唱歌『箱根八里』(鳥居忱作詞、滝廉太郎作曲)の歌詞に出てくる「千仭の谷」そのもの。崖があまりにも急なので車では温泉に近づくことができず、2軒ある旅館はそれぞれ自前のロープウェイ、ケーブルカーを備え、ゴンドラに乗って玄関まで行くのが名物になっている。それだけに、すぐ上を鉄道や国道が通るにもかかわらず、川のせせらぎ以外に俗物的な音が一切しない静けさが保たれ、開発し尽くされたはずの箱根の中でも秘境の雰囲気を残している。川端康成の小説『名人』や松本清張『蒼い描点』といった作品の舞台に堂ヶ島が登場するのも、この静けさがあればこそ。ゆったりと俗塵を避けて心を休められる秘湯である。
●住所:足柄下郡箱根町宮ノ下 ●立ち寄り共同浴場数:0件