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五色温泉の特徴
| ●泉質:炭酸水素塩泉 | ||
| ●効能:切り傷、火傷、皮膚病、婦人病ほか | ||
| ●特徴:およそ1,300年前、修験道の開祖・役小角が「五色の湯煙」が立ち上るのを見て発見したとの謂れが残る古湯。安土桃山時代には上杉家の名将・直江兼続が湯治に訪れ、重病を快癒させたことで霊湯の評判がさらに広まり、米沢藩の守り湯として尊ばれた。炭酸水素塩泉の湯は、表皮を軟化させ余分な脂肪や分泌物を洗い流し、かつ水分の発散を促し体温が放散されるため、清涼感が高まると評判。婦人病への効能が高いことから「子宝の湯」としても知られる。ちょうど天花粉ではたいた赤ちゃんの肌のように、スベスベでサラサラな独特の湯上り感は格別。「米沢十湯」に一つに数えられる名湯が、今も脈々と受け継がれている。 | ||
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板谷峠に抱かれた稀代の秘湯
古くから交通の難所だった山形と福島の県境「板谷峠」を途中から脇にそれ、狭い道を進んでいくと、砦のように山肌に幾棟も重なりあう一軒の宿が見えてくる。標高約800メートルに湧き出るいで湯は、俗に「米沢十湯」と呼ばれる知る人ぞ知る秘湯の一つ。時どき山の中に住むサルも顔をのぞかせるほどで、日常の煩わしさから完全に隔てられた山奥の鄙びた雰囲気が素晴らしい。その一方で、現在は閉鎖されたものの明治44年に民営初のスキー場が開かれ、登山家同士の掛け声「ヤッホー」発祥の地としても知られるなど、豊かな自然を楽しむレジャーの先駆の地。現在でも登山家やスキーヤーに愛される温泉だ。かつて画家の竹久夢二もお忍びで訪れ、西吾妻の山々の美しい連なりをスケッチブック2冊に残したという。樹海の中の露天風呂に浸かり雄大な景色を望めば、いつしか自然と一体化したような気分になれる。
●住所:米沢市板谷 ●立ち寄り共同浴場数:0件