「山色の湯」は木作り、「水光の湯」は巨大な丸い桶形、「丹青の湯」はバリアフリーとそれぞれに異なった趣向を凝らしてある。しかも無料(約1時間)というのだから、ぜひ家族風呂入浴をおすすめしたい。このほかに、混浴の露天風呂「千石の湯」まである(女性専用タイムあり)。渓流に面し、向かい側は山。自然を愛でながら湯にのんびりと浸かることができ、まさに温泉天国の趣だ。
料理は地物を中心に、手間暇かけた手作り料理。「旬を味わってもらうために、メニューは月替わりになります」と女将さん。温泉はもちろんだが、料理目当てのリピーターも多いという。
丹沢の自然に包まれた宿でゆっくりと過ごすのもいいが、中川川をもう少し上流へ向かうと樹齢2000年といわれる古代杉がある。箒杉と呼ばれ、高さ45メートル、根回り18メートル。国の天然記念物に指定されている銘木である。時間があれば足を延ばしてみたい。
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宿の前にやつ源泉小屋。
ここから美人の湯が湧き出している。 |