寒いから、恋しくなる。東北6県のご当地鍋と地酒の誘惑

鍋×地酒×温泉

極上のコラボレーションを探る旅

身体の芯から冷え込む冬、お鍋のおいしい季節がやってきました。
今回は寒さ厳しい東北6県の「ご当地鍋」に注目。さらにお鍋のおいしさを引き立てる、
おすすめ地酒と温泉のコラボレーションを探り、この冬一番のあったか旅をご紹介します。

寒さ厳しい東北地方で、
長く受け継がれてきた
「ご当地鍋」

深い雪に覆われる、東北地方の長い冬。最高気温が氷点下以下になる日も多く、鼻や口元、耳などが凍るほどの寒さに見舞われます。そんな厳しい環境の中で人々に親しまれ、愛され続けてきたのが東北地方のご当地鍋。その土地の特産をふんだんに盛り込み、その風土にぴったりの味わい深いお鍋がそろうので見逃せません。今回は青森県の「けの汁」、秋田県の「きりたんぽ鍋」、岩手県の「ひっつみ汁」、山形県の「いも煮」、宮城県の「セリの冬鍋」、福島県の「アンコウのどぶ汁」という、個性豊かなご当地鍋をピックアップします。

米どころだから豊富にそろう
芳醇な香りの「日本酒」

日本酒は言うまでもありませんが、お米を原料にして作られています。お米の1粒1粒を削り、心白(しんぱく)と呼ばれる米の中心部を使うことで、雑味のないお酒が完成します。日本酒の中でも大吟醸は精米歩合が39%、つまり1粒のお米のうち61%を削り、残りの39%にあたる部分を使って作られた貴重なお酒、というわけです。米どころの多い東北地方では、おいしい日本酒も豊富なのがうれしいポイント。南部美人、一ノ蔵といった数々の地酒とご当地鍋の、絶妙なコラボレーションをお楽しみください。

個性豊かな泉質がずらり。
東北地方の豊かな「温泉」

東北地方は火山の多い地域です。そのため豊富な湯量を誇る温泉や風光明媚な景色などが多く、旅の楽しみは尽きません。特に温泉は美しい景色をのぞむお湯や野趣あふれる露天風呂、古くより湯治場として栄えてきた地など、個性豊かに勢ぞろい。その泉質も美肌や関節系、呼吸器系によいといわれているものなど、さまざまな特徴があります。今回はそんな東北地方の各県からおすすめの温泉を選りすぐり、鍋と地酒を絡めてご紹介。今すぐ出かけたくなる、冬の東北グルメ旅をご提案します。

お目当ては、
東北地方のご当地鍋&地酒。
さらに名湯・秘湯をじっくり楽しみ、
満足度120%の冬旅へ出発

津軽の魅力をとことん満喫
二度、三度と
訪れたくなる「青森」

世界自然遺産・白神山地をはじめとした豊かな自然が広がる青森県は、
津軽三味線や「青森ねぶた祭」など、見どころも満載の観光地です。
食べ物としてはやはりりんごが有名ですが、
全国的にも有名な「大間まぐろ」など新鮮な魚介類も豊富にそろいます。

津軽のお宿 南田温泉  ホテルアップルランド

津軽のお宿 南田温泉
ホテルアップルランド

純米酒の風味と相性ばっちり。野菜たっぷりの「けの汁」
青森県の南田温泉に佇む同館は、青森の魅力をたっぷりと堪能できる宿。中でも本物のりんごを浮かべた「りんご露天風呂」が圧巻です。同ホテルでは、選べるお膳セットに20種類以上のバイキングを組み合わせたプランが人気。料理の中には青森の郷土料理「けの汁」も含まれています。大根、人参、ごぼうなどの根菜類と、ふき、わらび、ぜんまいなどの山菜類、さらに油揚げや凍み豆腐などを細かく刻んで煮込んだ津軽を代表する郷土料理「けの汁」は、たくさんの野菜が含まれ栄養満点。口に含むと華やかな香りに包まれる特別純米酒「華一風(はないっぷう)」と一緒にお召し上がりください。こちらの日本酒は青森県弘前市の歴史ある酒造で作られているものです。渋み、苦味の少ないソフトな口当たりのため、野菜たっぷりでヘルシーな「けの汁」のおいしさを、一層引き立ててくれます。

料理長

料理長からの
おすすめポイント
「津軽を代表する郷土料理の『けの汁』の名前の由来は『おかゆ』→『け(か)ゆ』からきており、汁物でありながら細かく刻まれた具材を用いて、食べやすく消化にいいようにと考案された料理です。汁物というよりは食する料理というイメージで、とにかく具材がメインとなります。当館でもお野菜や山菜の他、青森の“ずんだ”を入れてより多くの具材にして提供しています。人気があるため年間を通してご提供している唯一のメニューとなっています。」
りんごを浮かべた内湯や露天風呂が
青森ならではと大人気
館内には大浴場、中浴場、露天風呂や貸切檜風呂などたくさんのお風呂がそろい、館内で湯めぐりを楽しめます。特に青森特産のりんごを浮かべた内湯「苹果(ひょうか)の湯」は甘酸っぱい香りでいっぱいです。「苹果(ひょうか)」とは中国語で「りんご」という意味を表します。泉質はpH8.2の塩化物泉で、東北随一の弱アルカリ性美容泉。源泉から豊富に湧き出るお湯を、贅沢にかけ流しでお楽しみください。

名物「りんご露天風呂」は大人からお子さままで大人気

津軽のお宿 南田温泉
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笑顔こぼれるひとときを求めて
ほっこりとした
旅がかなう「秋田」

世界的にも人気の秋田犬をはじめ、世界自然遺産登録の白神山地、
おいしい食べ物やおいしいお酒、なまはげ、名湯・秘湯など見どころがずらりとそろう秋田県。
訪れるだけで誰もが笑顔になれるような、心あたたまる旅がかなうと人気です。

とわだこ賑山亭(しんざんてい)

とわだこ賑山亭(しんざんてい)

旨味が染み込んだ「きりたんぽ」に
超辛口のお酒がきりりとおいしい
秋田県と青森県にまたがる十和田湖は、異なる時期に二度の火山噴火を経てできあがった「二重カルデラ湖」。そのほとりに湧出する十和田湖湖畔温泉の同館では、秋田名物の「きりたんぽ鍋」がいただけます。秋田では新米が出回る秋から冬の時期、炊き立ての新米を杉の棒に巻きつけて「きりたんぽ」を作ります。こんがりと焼いた「きりたんぽ」をお鍋に入れて食べるのですが、日本三大美味鶏のひとつ「比内(ひない)地鶏」から出た出汁が新米でできた「きりたんぽ」に、たっぷりと染み込むおいしさは秀逸です。そんなお鍋には、秋田の銘酒「刈穂 超辛口」を合わせて。米どころ秋田の「きりたんぽ」と雪国ならではの長期低温発酵・山廃造りの「刈穂 超辛口」…どちらも秋田のお米をルーツにした、おいしさのコラボレーションが楽しめます。
料理長からの
おすすめポイント
「賑山亭でご提供させていただいているのは、調理長の母親から伝授されたとっておきのきりたんぽ鍋です。調理長の母親は、きりたんぽの本場・大館市出身。そのため秘伝の出汁とシンプルな具材からしみ出る、熱々のスープが味わえます。滋味深いスープは、もちもち食感のきりたんぽにうまみたっぷりのスープを吸収。昔ながらの素朴な味わいが人気のご当地鍋となっています。」
24時間入浴OKなので、
効能多数のやわらかなお湯を満喫
玉石を敷き詰めた湯船で、足の裏に程よい刺激を受けながら入浴できる同館のお湯。24時間入浴可能なため、お好きな時間に、お好きなだけ温泉を楽しめます。泉質はナトリウム・カルシウム・硫酸塩・塩化物・炭酸水素塩温泉で、関節痛、慢性消化器病、痔疾、冷え性、動脈硬化症、きりきず、やけど、慢性皮膚病、慢性婦人病など、さまざまなお悩みによいと人気です。実際に訪れた人からは「身体がよくあたたまり、肌がすべすべになった」という声も多数寄せられています。

24時間入浴OKなので、効能多数のやわらかなお湯を満喫

とわだこ賑山亭(しんざんてい)の
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歴史や文化のみならず
壮大な自然も
満喫できる「岩手」

岩手県は、世界文化遺産・平泉など豊かな歴史や文化を誇ります。
良質な漁場や勇壮な景色が広がる三陸海岸では、島巡りの観光船なども運行されています。
岩手を訪れたら宮沢賢治も愛したという「わんこそば」もぜひ体験を。

雫石プリンスホテル

雫石プリンスホテル

岩手の郷土料理「ひっつみ汁」には
南部美人がおすすめ
源泉かけ流しの露天風呂「雫石高倉温泉」が楽しめる同ホテル。ゲレンデもすぐ近くにあるので、スキーやスノーボードなど冬のレジャーにも最適です。夕食は、お好きなものを思う存分楽しめる40種類のバイキングに注目を。中でも岩手名物の「ひっつみ汁」は、身体の芯からあたたまると人気です。これは小麦粉の生地を引っ張ってちぎり、醤油の出汁で煮た、うどんを平べったくしたようなもの。なめらかな食感で喉越しもよく、白菜やネギ、きのこなどの野菜ともよく合います。「ひっつみ汁」におすすめなのは「ワイングラスでおいしい日本酒アワード2018」で最高金賞を受賞した「南部美人 大吟醸」。これはニューヨークの一流レストランでも提供されているという人気のお酒で、岩手県二戸市産の特別栽培米「ぎんおとめ」などを半分以下まで磨きあげて仕込んだ、特別なおいしさを味わえます。
料理長からの
おすすめポイント
「ツルッとなめらかで喉越しがよく噛みごたえのある『ひっつみ』と、白菜やネギ・きのこなどの野菜もたっぷり入ったお鍋です。出汁の効いた優しい味わいなので、体の芯からぽかぽかと温まります。」
四季折々の自然を感じる
露天風呂でリラックス
源泉かけ流しの露天風呂「雫石高倉温泉」は、pH6.8の炭酸水素塩泉で神経痛や筋肉痛、関節痛、疲労などによいといわれています。お湯は、とろみのあるにごり湯で、なめらかな肌触り。内湯はありませんが、すぐ横にある池に面した開放的な造りが魅力です。春や夏には新緑をのぞみ、秋は紅葉、冬は雪景色…と四季折々の景観が楽しめます。池に泳ぐ鯉の姿を眺めつつ湯船につかれば、心身ともにリラックスできそうです。

四季折々の自然を感じる露天風呂でリラックス

雫石プリンスホテルの
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どこか懐かしい
日本の原風景が広がる
美しい山々に囲まれた「山形」

山形県は蔵王、月山、鳥海、吾妻、飯豊、朝日という日本百名山が6座もあり、
県の土地のうち72%が森林であるという「山の国」。
そのため滝や名水、温泉などが多数そろい、
日本の原風景を思わせる美しい景色が楽しめます。

仙渓園 月岡ホテル

仙渓園 月岡ホテル

「いも煮」も日本酒も、
山形を知り尽くした同ホテルのオリジナル
長禄2年(1458年)に肥前の国の僧が旅の途中で見つけたというかみのやま温泉。そんな歴史ある温泉街に佇む同ホテルでは、山形名物「いも煮」が味わえます。「いも煮」は、県の日本海側にあたる庄内地方では豚肉を使った味噌仕立てのものが多いですが、かみのやま温泉のある内陸地方では牛肉を使った醤油仕立てにするのがご当地流。同ホテルのいも煮には、170年以上続く老舗「丸十大屋」の醤油と、上山名物「丹野こんにゃく」が使われ、奥深いおいしさをお楽しみいただけます。寒い冬を乗り切るための郷土料理・いも煮は濃いめの味つけになっているのも特徴です。そのため、一緒にいただくなら淡麗辛口の日本酒はいかがですか。同ホテルでは、さっぱりとした口当たりのオリジナル日本酒「萬月」(ばんげつ)をご用意しておりますので、ぜひお試しください。

料理長

料理長からの
おすすめポイント
「当ホテルでは、山形名物いも煮の内陸版として“お肉は牛肉、味付けは醤油味”のいも煮をご用意しております。地元の老舗『丸十大屋』の醤油を取り寄せ、上山名物『丹野こんにゃく』も使った、当ホテルオリジナルのいも煮です。山形ならではのおいしさを、ぜひご賞味下さい。」
開湯500年以上の歴史を誇る
かみのやま温泉の名湯を堪能
会津の東山、庄内の湯野浜と並んで「奥羽三楽郷」と呼ばれるかみのやま温泉。同ホテルには広々とした2つの大浴場があり、それぞれに内湯と雰囲気たっぷりの露天風呂を備えています。泉質は弱アルカリ性のナトリウム・カルシウム塩化物硫酸塩泉で、なめらかな肌ざわり。美肌・保湿によく、リラックスできる「美しの湯」として人気です。他にも切り傷、やけど、動脈硬化症、神経痛、冷え性、慢性皮膚病などによいといわれています。

開湯500年以上の歴史を誇るかみのやま温泉の名湯を堪能

仙渓園 月岡ホテルの
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食通もうなるおいしさが満載
海の幸、山の幸ともに
美食の宝庫「宮城」

牛タンや南三陸で獲れる魚介類など、こだわりの美食がそろう宮城県。
壮大な自然に囲まれた温泉が多数あるのはもちろんですが、
伊達正宗にまつわる城や神社など、
歴史好きな人にはたまらない観光地がそろうのも魅力です。

名湯秘湯うなぎ湯の宿旬樹庵 琢ひで

名湯秘湯うなぎ湯の宿
旬樹庵 琢ひで

宮城名物「セリの冬鍋」を
アテに、地酒で一献
東北地方のほぼ中心、宮城県の鳴子温泉郷・中山平温泉に佇む「琢ひで」。300年以上の歴史を誇る「うなぎ湯」は、化粧水のようにとろりとした肌ざわりの名湯です。たっぷり温泉を楽しんだ後は、お楽しみの夕食へ。数あるメニューの中でも特に注目してほしいのが、郷土料理の「セリの冬鍋」です。宮城県では春の七草としてのセリとは異なり、秋~冬にしか採れない『仙台セリ』が出回ります。これをお醤油ベースの出汁にサッとくぐらせていただくのですが、シャキシャキとした食感と豊かな風味が絶品です。このお鍋には、穏やかでありながらほろ苦く、凛とした余韻を楽しめる「一ノ蔵無鑑査本醸造 辛口」がおすすめ。精米歩合65%の本醸造酒ですが、ひと口飲むと口の中いっぱいに旨味が広がり、それでいて主張しすぎず、セリの芳醇な香りを引き立ててくれます。

料理長

料理長からの
おすすめポイント
「宮城の冬の郷土料理『セリの冬鍋』に、琢ひでオリジナルでよく練った『鶏団子』も入れてご用意しました。セリは地元産の『仙台セリ』、鶏肉は宮城産の『森林どり』を使用し、宮城の地にこだわったものでお作りしています。ぜひ、地鶏からでる出汁とセリの香りをたっぷり味わい、宮城の冬を満喫してください。」
3つの源泉と8つのお風呂。
館内で湯めぐりを実現
3つの源泉と8つのお風呂がそろう「琢ひで」では岩造りの露天風呂や樽風呂、一枚岩をくりぬいて造った内風呂など、雰囲気の異なるお風呂がそろいます。泉質は含硫黄-ナトリウム-炭酸水素塩と硫酸塩泉で、糖尿病、慢性婦人病、慢性皮膚病、切り傷、関節のこわばり、うちみ、くじき、慢性消化器病、痔疾などによいといわれています。宿の中だけでざまざまな泉質とお風呂があるので、多彩なお湯を楽しむ「湯めぐり」がかないます。

3つの源泉と8つのお風呂。館内で湯めぐりを実現

名湯秘湯うなぎ湯の宿
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風光明媚な自然に抱かれ
心癒される
旅がかなう「福島」

猪苗代湖や磐梯山など、豊かな自然が広がる福島県。
野口英世記念館や映画の舞台にもなった「スパリゾートハワイアンズ」など、
訪れてみたい観光地も豊富にそろいます。
ゆらゆらと首が揺れてかわいい伝統工芸品「赤ベコ」はお土産におすすめです。

小名浜オーシャンホテル&ゴルフクラブ

小名浜オーシャンホテル&
ゴルフクラブ

高級魚「アンコウ」の絶品鍋には
純米吟醸がよく似合う
広大な海を見渡す絶景露天風呂とオーシャンビューのゴルフコースを備えた同ホテルでは、名物「アンコウのどぶ汁」が味わえます。これはもともと、船の上で食べられていたという漁師料理。海のフォアグラとも呼ばれる「あん肝」を炒り、味噌と野菜から出る水分、そしてアンコウの身だけで作られる、旨味たっぷりのご当地鍋です。あん肝の濃厚な油と淡白な白身、濃い出汁がからんだ野菜の味は、一度食べたら忘れられないおいしさだとか。栄養価が高いのに低カロリー、しかもコラーゲンたっぷりという点も見逃せません。そんな注目のご当地鍋には、福島の銘酒・大七皆伝(だいしちかいでん)がおすすめです。日本古来の伝統的な製法である生酛(きもと)造りの純米吟醸酒なので、きめ細やかでありながら深いコクがあり「アンコウのどぶ汁」のおいしさを引き立てます。

料理長

料理長からの
おすすめポイント
「今年の冬は通常のアンコウ鍋に加えて、野菜の水分のみを使った本格的な『アンコウのどぶ汁』を召し上がって頂けるようになりました。これからの季節に旬を迎えるアンコウをまるまる使い、濃厚な味わいが堪能できます。」
肌に優しい弱アルカリ性のお湯に、
心身ともに癒されるひととき
海のすぐそばにある同ホテルの源泉は、65℃で湧き出る弱アルカリ性の塩化物泉。pH8.3のお湯はなめらかな肌触りで、切り傷や火傷、慢性皮膚病、筋肉痛、疲労回復などによいといわれています。露天風呂からのぞむ太平洋は、朝や夕方は特に美しく、一面に広がる大パノラマをお楽しみいただけます。暗くなってからは風情ある漁火や満天の夜空を堪能。広大な景色を楽しむ温泉で、ゆったりとリラックスしてください。

肌に優しい弱アルカリ性のお湯に、心身ともに癒されるひととき

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