【熊本県】人気温泉地ランキング
直近一年間にゆこゆこネット経由で予約・宿泊が多かった熊本県の人気温泉地をご紹介。江戸の頃の温泉番付にも登場した名湯、日本を代表する名湯が多数ランクイン。今も昔も名湯は人々の心を魅了し続けています。
更新日:2024/4/2
JR阿蘇駅より車で約10分、熊本インターチェンジより国道57号経由で車で約60分、火の国熊本県のシンボル的な存在として知られる阿蘇山の麓に湧く「阿蘇温泉」。阿蘇五岳や外輪山の壮大な山並みに囲まれ、目の前には美しい田園風景が広がるロケーションに恵まれた阿蘇温泉郷。 ちょっと足を飲んば背は雄大な自然が美しい草千里もある。湯量が豊富で各温泉がそれぞれに源泉・泉質も異なるので湯巡りを楽しむことができると人気も高い。阿蘇最大の温泉郷と知られるこの地は、かつては夏目漱 石や与謝野鉄幹、晶子夫妻も訪れた由緒ある温泉地としても知られている。 美しい阿蘇の自然と良質な温泉を楽しんだ後は、和牛や馬肉など阿蘇自慢の料理に舌鼓を打つのも楽しみの一つだ。心ゆくまで寛ぎのひとときを満喫したい。
有明海と八代海の接点に位置する天草地方には大小120あまりの島々が点在し、1年を通して穏やかなこの海域は古くから海の交通の要とされてきた。上天草市はほぼ全体が雲仙天草国立公園に含まれ景勝地として名高い 。 特に、天草五橋の天門橋(1号橋)から松島橋(5号橋)までの国道266号線沿いは天草パールラインと呼ばれ、風光明媚な景観で特に有名。天草諸島の北端、大矢野島にかかる大矢野橋(2号橋)の手前に位置する「亀屋 ホテル華椿」では、そんな絶景を眺めながらの湯浴みを楽しめる。 目の前に広がる天草の海や島々、自然と溶け合うその光景はまさに感動もの。露天風呂では潮風に吹かれながら、大浴場で湯に浸かればまるで海に浮かんでいるような心地よさを楽しめる。
標高約501mの小岱山をはじめとする大小多数の山や丘陵が連なり、その間を縫うように関川や菊池川が流れる熊本県・南関町。その町並みを見渡す丘陵地に、温泉が湧き出る「ホテルセキア」が建つ。広大な敷地には温泉やホテルはもちろんグランドゴルフなどアミューズメント施設も充実。 一方で、町並みには豊前街道の関所の町としての面影が残り、のどかな田園風景が広がる。 豊かな自然に恵まれた歴史と文化の郷。ホテルで遊び尽くすもよし、町の散策と温泉で心落ち着く安らかな休日を過ごすのもよし。
熊本県南部、「九州の地中海」と呼ばれる不知火海(しらぬいかい)に面したのんびり開放的な温泉地。海を挟んで天草諸島、さらに向こうに雲仙岳の雄姿を望む風光明媚な場所だ。 中でも、例年3月下旬~4月上旬の桜のシーズンがおすすめ。「チェリーライン」と呼ばれる海岸沿い約27㎞の桜街道が一斉に開花し、温泉街付近の約4㎞は特に桜の名所として人気が高い。 「日本のさくら名所百選」にも選ばれており、海の藍と桜の淡いピンクのコントラストが見事。シーズン中には花見船も運航され、海から眺める桜色の断崖絶壁も趣きがある。
菊池城跡を中心に、優雅な佇まいをみせる菊池市。鎌倉時代から南北朝時代にかけて活躍した戦国武将、菊池一族にまつわる史跡が多数点在する由緒正しき町に、格式高く湯けむりを上げる。 約40軒の旅館やホテルのほとんどが自家源泉を持ち、源泉かけ流しの贅沢な温泉が評判。各旅館自慢の温泉にお得に入浴できる「周湯券」を購入すれば、美肌効果に優れた名湯を心ゆくまで気軽に満喫できる。 さらに湯客を待っているのが、雄大な阿蘇の自然と四季折々の催事。特に菊池公園は九州随一の桜の名所として有名で、シーズン中のライトアップは幻想的だ。阿蘇はもちろん、雲仙の観光拠点としても便利。自然と歴史の見どころが満載の温泉地。
約20軒のこぢんまりとした旅館が渓谷の両側に建ち並ぶ。温泉街としては川の流れに沿って、東西に延伸しつつある。 渓谷にある温泉地であることから収容人数は少なく、旅館組合の主導で歓楽的要素や派手な看板を廃して統一的な町並みを形成する方策を採っているため、落ち着いた雰囲気を見せる。 ほとんどの旅館に露天風呂があり、旅行者は「入湯手形」を購入することにより、3カ所まで選んで入浴することができる。杉の木を利用した『手形』は温泉街の中心に位置する旅館組合の事務所兼案内所で入手できる。
熊本県の天草諸島東部に位置する上天草市。日本三大松島の一つとして数えられる松島町の島々、天草五橋など景勝地に恵まれており、海水浴場やキャンプ場などのレジャー施設も多いため、シーズンを通して多くの家族連 れで賑わう。 「天草松島温泉」は松島町にある温泉街。1981年に約700mのボウリングで湧出した源泉温度36℃の温泉にて開湯したが、1998年にさらに1330mまで掘り進め、源泉温度44℃の温泉を開発した 。 現在は数十件の温泉宿、日帰り入浴施設1件で湯浴みを楽しむことができる。ハモ、真鯛、ワタリガニ、クルマエビなど新鮮な海の幸とともに至福の温泉旅を満喫したい。湯めぐりと食事、どちらも堪能できる随一の温泉スポットだ。
八代市南西部、八代海と天草諸島を望む海辺に湧く温泉。約600年の歴史と由緒を誇る街並みは、石畳の道や古い板塀の建物に当時の表情を色濃く残し、訪れる者の心を強く惹きつける。 温泉街の入り組んだ路地を歩けば、明治~昭和の面影を残した商店が立ち並び、現在でも手作りの文化が軒先で営まれている。竹細工や高田焼などの工芸品や日奈久ちくわの店が軒を連ね、早朝はちくわの焼ける香ばしい薫りが辺りを包み込む。 父の回復を願う息子の祈りによって開湯したとの言い伝えから、別名「孝行泉」と呼ばれる日奈久温泉。親孝行をかねて親子で訪れ、どこか懐かしい風景の中でノスタルジックな思い出に耽るのもいいだろう。
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